院内治療院についての一般的な質問から、鍼・灸・指圧マッサージそれぞれについてよく聞かれる質問をピックアップしています。

下記以外で気になる点があれば、お気軽にお問合せ下さい。

 

◆一般によくある質問/

Q1 着替えはありますか?持参してもよいですか?

ご自身で使い慣れている着替えがあれば、ぜひご持参ください。原則お越しになった服装のままで施術いたします。治療内容や部位により(背中・膝上など)衣服を脱いでいただく事があります。患者着もご用意がございます。

 

Q2 毎日受けに来てもいいの?

ご受診頻度に上限や下限はありません。

ぎっくり腰や寝違え等急性期症状への治療の場合、最初の数回は毎日ご来院、症状が落着いてきたら週1で数週間ご来院される方があります。お体のメンテナンスをかねて毎週いらっしゃる方や2週に1回ペースでお越しになる方も。症状や体調に合わせて来院されています。

 

Q3 仕事柄、どうしても受付時間中に行けないのですが...

昼休み・夜間などにしかお越しになれない場合は、対応できるように致しますので事前にご相談下さい。

月~金曜日は、祝日も受け付けていますので、平日がお忙しい方は祝日もご検討下さい。

 

Q4 急な用事が入りました。キャンセルをしたいのですが。

予約の変更・キャンセルをご希望の際は、早めにご連絡をお願い致します。ご予約時間になってご連絡を頂戴した場合や、無断でキャンセルを続けてされた場合、次回のご予約をお受けできかねる場合もございますので、ご了承下さい。

 

Q5 健康保険は適用されますか?

現在治療院では自費診療のみとさせていただいております。予めご了承下さい。

但し、医師の同意書があれば、一部保険が適用されます。詳しくはお問合せ下さい。

 

Q6 医療控除に使えますか?

はい、医療費控除の対象となります。以下は、平成24年4月時点での国税庁の見解です。抜粋して記載いたします。

「医療費控除の対象となる医療費: ...4 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術の対価(ただし、疲れを癒したり体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれません)」

 

Q7 おさいふ携帯・クレジットカード・キャッシュレス決済(交通系IC・PayPayなど)は使えるの?

現在のところ現金でのお支払のみとなっております。予めご了承下さい。

 

Q8 回数券に有効期限はあるの?

ご購入日より、5回券は1年間、10回券は2年間が有効期限となります。

 

Q9 領収書はもらえますか?

毎回の治療・回数券、いずれもお支払時に領収書を発行致します。

 

Q10 領収書をなくしました。再発行はしてもらえるの?

申し訳ありませんが、領収書の再発行はいたしかねます。医療費控除などに利用される際は、なくさないよう保管をお願い致します。

 

Q11 治療をする人は、どんな資格があるのですか?

「はり」「きゅう」「あんまマッサージ指圧師」の国家資格を保有しています。

はり、きゅう、あるいはマッサージ治療が認められているのは、鍼灸マッサージ師と医師のみです。
(理学療法士は医師の指示の下でのみマッサージ施術は行うことができます)

柔道整復師や整体師は、鍼灸治療はもちろん、独自の判断でマッサージ指圧治療を行うことは違法行為とされています。

 

Q12 先生の指定はできますか?

申し訳ありませんが、ふくわらいでは担当する者の指定をお受けしておりません。予めご了承下さい。

(曜日により担当する施術者が決まっていますので、参考になさってください。)

 

◆鍼治療についてよくある質問/

Q1 鍼治療では、電気や機械を使わないのですか?

鍼灸マッサージ指圧治療の最大の特徴は、ご自身が本来持っている自己免疫力・自己治癒力を引き出す手伝いをすることです。

原則として鍼だけを使い、ご自身の持つ「治す力」「よくなる力」を引き出せるように、取り組んでします。
座骨神経痛などで強い神経痛症状がある場合やスポーツ外傷等運動疾患からくる症状で、より適切と思われる症状に対しては、場合により電気治療をご提案することがあります。

 

Q2 治療を受けられない場合は、ありますか?

鍼灸マッサージ問わず、飲酒をされている方、風邪や肺炎などで高熱のある方は、施術をお断りすることがございます。

鍼治療にあたっては、金属アレルギーのある方や、急性伝染病、重篤な心疾患、免疫不全症などの疾患をお持ちの場合も、治療が行えないことがあります。

気になる症状・体質がおありの方は、ご予約時・ご受診時に必ずお申し出・ご相談下さい。

 

Q3 鍼は痛くありませんか?

病院で打たれる注射針の太さは一般に0.6~1.2mmで、血管を突き破る事が目的なため、先端が鋭利で多少の痛みを伴います。それに対して鍼治療で使う鍼は0.1~0.2mm、筋繊維の中へ分け入ることが目的なため、先端は丸く繊細です。刺鍼の瞬間、皮膚表面に「チクッ」とするかしないか、なレベルで、「輪ゴムで軽くパチンとはじくような、そんなチクリ感」と、ご案内しています。

とは言え痛みを感じる度合いは人によって異なりますので、ご希望の方へは鍼のトライアルをご案内しています。

 

Q4 絶対に「チクッ」としか痛くない?

人間の皮膚の表面にある感覚器の一つである「痛点」。その直径は約1mm、体全体に200~400万点あるそうです。

どうしてもそこに鍼の先が触れることがあるので、時には「チクッ」ではなく「イテッ」と感じることがあります。また、毛穴に入った場合も「イテッ」と感じるかも知れません。その時はすぐに刺しなおしますので、おっしゃってください。

 

◆灸治療についてよくある質問

Q1 やけどはしませんか?

お灸の方法には多くの種類があります。

米粒半分サイズのもぐさを直接皮膚に乗せて最後まで燃焼させる「直接灸(透熱灸)」、親指の先程度の大きなもぐさを燃やし、7~8割ほど燃焼させたら取り除く「知熱灸」、円柱状の筒や台座状のものの上部にもぐさがついていて、熱を間接的に伝える「間接灸」などがあります。

透熱灸は、60~70℃の燃焼温度で、燃え切る瞬間(0.1秒ほどでしょうか)にチリッとした熱さを感じます。皮膚表面が赤くなりますが、やけど跡はしません。その他のお灸は皮膚に直接火があたるものではないため、やけどはしません。(打膿灸と言う、わざとやけどをさせる灸はありますが、弊院では行いません)

ふくわらい治療院では、原則として筒状のケースの上部にもぐさがついている「間接灸」を使用します。もぐさやその火が直接肌に触れることがないので、やけどの心配はありません。

 

Q2 跡が残りませんか?

Q1でご案内した通り、間接灸を行う場合は火傷はせず跡も残りません。治療直後はもぐさ成分が皮膚表面につきますが、やけどではありませんので数日程度で消えます。

直接灸(透熱灸)を行う場合、治療後はやや赤くなり、場合により小さな水泡ができる事がありますが、お灸の燃焼温度は60~70度と低く、火傷の様な傷が残る事はありません。とは言え、体質やご年齢によっては跡が残る可能性がありますので、直接灸を希望される方へは、事前に十分ご説明しご了承頂いた上で行います。

 

Q3 臭いが髪や服につきませんか?

もぐさが燃える際に必ずにおいと煙が出るため、治療後はもぐさ独特のにおいがつきます。

臭いが苦手な方や、これから電車に乗る・お出かけ前の方などは、無煙無臭タイプの間接灸も用意がありますので、事前にご相談ください。

 

Q4 もっと熱いお灸を使って欲しいのですが?

ふくわらい治療院で採用している間接灸はやや低温のため、少し物足りなく感じるかもしれませんが、やわらかい熱がじっくりと伝わる感覚を感じて頂きたいと思います。症状や必要に応じ、間接灸ではなく直接灸を行う場合もありますので、事前にご相談ください。

 

◆指圧マッサージ治療についてよくある質問

Q1 もっと強く押して欲しいのですが?

ふくわらい治療院では、弱~中圧で、症状を「喚起・更新させて」取り除く治療法を採用しています。

強圧での指圧は、神経痛や麻痺、筋緊張など一部の症状に対して行っているため、「とにかく強くもんで」、などのご要望はお断りしています。

強圧に慣れて「気持ちよく、効いている」と感じる方がいらっしゃいますが、強圧は症状を「一時的に抑制・麻痺」させるため、また細かな筋線維を損傷させることにもなるため、「しばらくすると元に戻る、返って症状が(リバウンドして)強くなる」と感じがちです。

 

Q2 10分、15分などピンポイントの施術はできないのですか?

症状が出ているところだけが、治療の対象とは限りません。カウンセリング・触診の上、お辛い部位・症状の緩和改善に必要な治療を、主訴部を中心に全身バランスよく行っています。「肩だけ揉んで」「腰だけ押して」などのご要望へはお答えできかねますので、あらかじめご了承下さい。

 

Q3 寝違え・ギックリ腰などの症状にマッサージ指圧は良いのですか?

筋肉・関節などが炎症を起こしている場合は、マッサージ指圧は行いません。数日経過され炎症が治まっているものへは、マッサージ指圧は適応です。

急性期の場合は、痛みを緩和させる目的ではり治療をご案内することがございます。